水道管の水漏れを漏水調査

漏水調査 水道管の水漏れを自分で調べる方法 お役立ち記事-水まわりの生活救急車

水道メーター

水道管の水漏れを早期に発見する

水漏れと聞くと、キッチンや洗面台の蛇口からの水漏れを想像しますが、そこだけではありません。地面の中にある水道管・排水管の水漏れでは、普段の生活では気づきにくく、地面から水が噴き出すなど、大惨事なってはじめて気づくことが多いのです。ということは、チョロチョロ漏れている状態ですと、気づかないまま水道料金が上がってしまうという悲劇にも繋がります。そこで今回は早く気づくための早期発見ポイントと、被害を最小限に食い止める方法を紹介します。

漏水調査とは?

🔍 普段の生活で気づけない水漏れの原因を見つけるのが『漏水調査』です。
業者に依頼をすると、専門的な音聴調査や漏水探知機を使って調べることがあります。『音聴調査』は水道メーターや止水栓に『音聴棒』を当てて聞こえてくる音で水漏れが起きているかを調査します。『漏水探知機』は振動で水漏れをしている場所を推測していく、機械を使った調査方法です。
どれも専門的な技術と道具、経験のある知識が必要となります。なので、業者に「漏水調査」を頼むと確実に見つけてもらえ、そのまま水漏れ修理をしてくれるので、スムーズに問題が解決できます。

📋 費用は、調査方法によって大きく変わります。
『音聴調査』は、音を人間の耳で聴き分け漏水個所を発見するので『どこから水漏れをしているのか』を見つけるのに時間がかかってしまいます。機械が入らない細い場所や奥まった場所の調査では仕方ありませんが、この調査方法は比較的高くなってしまいます。
『漏水探査機』を使った場合は、機械を使うので速やかに水漏れをしている箇所を発見することができます。
業者によって、音聴調査でもさまざまな方法を使っているので、調べる範囲によっては漏水探知機よりも安く済む場合もあるかもしれません。なので、漏水調査を依頼する前に見積り書をもらい費用がどのくらいかかるか知っておきましょう。

自分で漏水調査はできるの?

😄 業者に頼まず、漏水調査(水漏れチェック)をすることはできます。
専門的な器具や機械を使わずに、自分で水漏れを調べる方法があります。すぐにできちゃう調査方法なので「水漏れがあるかも?」と悩んでいる方は、ぜひおこなってみてください。

水道料金の明細書を見て水漏れを調べる方法

🔍 準備するの物は「水道料金の明細書」です。『水道・下水使用量等のお知らせ』と書かれた水道局からの紙を準備します。
水道料金は、2ヶ月に1回支払いがありますが、地域ごとに検針(水道メーターの針を調べて使用量を測ること)の日が決まっています。
※地域によっては、支払いを毎月か2ヶ月か選択できることもあります。

ネットで料金を見れる地域もあります!

📱 地域によっては、水道局のホームページで水道料金を確認できるサービスがあります。一度、お住まいの地域の水道局のホームページを確認してみましょう。

数ヶ月分を比較する

📝 水道料金が高くなった月と、いままでどのくらいだったかを比較します。
比較する時に「この月は暑い日が多かったから花の水やりやシャワーを浴びている時間が長かった」「先月は出張であまり家にいなかった」などその月なにがあったかを振り返りながら、料金の比較をしましょう。

約1,800円以上の差があったら漏水?!

💧 東京都水道局が配布している「水道・くらしのガイド」では、漏水したときの料金の目安を掲載していますので、参考にご紹介いたします。

例:口径20mm1ヶ月の通常の使用水量を24立方メートルとした場合(税抜)
洋式トイレ(貯留水が少ない型)で、約20立方メートル水漏れをしていた場合約7,000円
蛇口で、約6立方メートル水漏れをしていた場合約1,800円
が、漏水量分の金額として出ます。これを目安に考えると、月々の水道料金が約1,800円以上の差があった場合は家のどこかで水漏れがあると考えられます。
※地域によって水道料金が違うので、上記の料金はあくまでも目安です。お住まいの地域の水道局のホームページで料金表が確認できます。

水道メーターで水漏れを調べる方法

🔍 水道メーターは、水道を使っていない状態だと『パイロット』と呼ばれる部分が回転していません。ですが、水道メーターから蛇口までのどこかで水漏れが起きている場合は『パイロット』が回転しています。

戸建住宅の水道メーターの場所

🏠 水道メーターは、メーターボックスの中にあります。
通常の一戸建ての場合、宅地に入ったあたりに設置されています。地面にあり、『量水器』『水道 メーター』などと書かれた蓋を開ければその中に水道メーターがあります。

集合住宅の水道メーターの場所

🏢 マンションやアパートなどの集合住宅の場合は、一般的に玄関ドア外の左右どちらかにあるパイプスペースの中にあります。

止水栓で水を止めてパイロットを見る

🔍 まずは、家中の蛇口を閉まっていることを確認してください。その状態のまま、水道メーターをチェックします。
水道メーターの蓋を開けて、文字盤が見えるようにします。一般的に『パイロット』は文字盤の下にあります。形は、銀色の小さい丸い部品です。
その部品が回転していたら、水道メーターから蛇口までの間で水漏れを起こしている可能性があります。
※パイロットがどれかわからない場合は、ネットで「水道メーター パイロット」と画像検索をしてみるのがおすすめです。

デジタル表示の水道メーターの場合

🔔 最近では、水道メーターが液晶デジタル表示になっています。
デジタル表示の漏水を確認するは、漏水警告が表示でわかります。液晶内でマークが点滅していたり、数字以外のマークが点灯している状態だと漏水をしている可能性があります。
※製品によって表示の仕方は異ります。

水漏れ箇所を探す

🔍 水道料金や水道メーターで調べて、どこかから水漏れをしている可能性がある時は、家にある蛇口すべてをチェックして見ましょう。
トイレの配管、キッチンのシンク下、庭の蛇口、日常であまりよく見ていない場所の蛇口や配管から水漏れをしているかもしれません。
また、庭や駐車場でいつも湿っている場所がないか調べてみましょう。

わからない時はプロに頼る!

🔧 ここまで自分で調べても、水漏れしている場所が特定できない場合は、業者に漏水調査を依頼しましょう。プロの経験と専門的な技術で水漏れを発見してくれます。そのまま水漏れ修理も頼むことができるので、スムーズに水漏れ修理をしたい方にはおすすめです。

 

水漏れの気づくための早期チェックポイント

水漏れしているかチェックする方法は?

💁方法は3つあります。
★毎月の水道料金の明細書などを見比べる
★家中の蛇口を閉めて水道メーターをチェック
★トイレ・キッチンをチェック

ある月から突然料金が上がっていたら、どこかから水漏れしているかもしれません。
水道メーターは、家中の蛇口を閉めてからチェックします。水道メーターのパイロットという小さい部品が回転していたら、どこかで水漏れが起きています。
トイレやキッチンのシンク下や蛇口など、確認できるところを調べてみましょう。外の場合は地面がいつも濡れていたりしていないか、確認してみましょう。

 

水道料金が上がっている!?

まずは毎月の水道料金の明細書などを見比べてみましょう。身に覚えがないのに、ある月から突然料金が上がっているようでしたら、どこかから水漏れしているかもしれません。
もし、明細書などがないのであれば以下の方法も試してみてください。

水道メーターをチェック!

水道メーターは毎月どのくらい水を利用したか調べる機器ですが、水が漏れているかもチェックすることができます。ご家庭によっては水道局が毎月の水量チェックをした際に水漏れの疑いがあると通知が来たという経験があるのではないでしょうか。それは、この水道メーターを確認して判断しています。水道メーターを使って確認するときは、以下の手順で確認します。

①家中の蛇口が閉まっている事を確認してください。(誰も水道を使っていない状態)
②水道メーターをチェックします。場所は一戸建てですと、道路と建物の間の近くにあり、マンションですと、玄関外の横にあるかと思います。
③水道メーターのパイロットと呼ばれる箇所を確認します。(針ではなく、小さいプロペラが付いている箇所)
④パイロットが回転している状態は水を使用している状態を意味していますので、全ての蛇口を閉めたのに回転しているようでしたら水漏れしているということになります。
※ただし例外もあります。ごく少量の配管の水漏れの場合は、パイロットが回転しない場合もあります。

分かりやすいところからチェックする

これらのチェック方法を行ってみて、どこかから水漏れしているかもしれない、ということであれば、トイレの配管やキッチンのシンク下、全ての箇所にある蛇口など、自分でも確認できるところをまずは調べてみましょう。このとき水を少しだけ流してみると、より気づきやすいと思います。外の場合は地面などある一定の場所がいつも濡れていたりしていないか、確認してみましょう。

それでも特定できない場合

ここまでチェックしても特定できなければ、業者へ水漏れ調査の相談をする方が良いでしょう。というのも、器具を取り外したり、外の土の中の場所であれば、聴診棒と呼ばれる器具を使用して水漏れの確認を行わなければならないので、業者で無ければ非常に難しい作業になります。器具の取り外しでは、素人が触ると最悪の場合、壊して交換しなければならない可能性もあります。大惨事になる前に、自分で調査するのを諦めることも大切な判断です。取外しなどの作業が伴う場合は有料点検になる場合があります。事前に確認しておきましょう。

 
 

被害を最小限に食い止める方法

水漏れを最小限に食い止める方法は?

💁水が漏れているとわかれば、まずは水道を止めてこれ以上影響が出ないようにします。

方法としては水道メーターの横にある止水栓を閉めることで、水道を止めることができます。
止水栓のバルブを時計回り(右回り)に回らなくなるまでしっかり閉めると水を止められます。

 

まずは水の元栓を止める!

水が漏れているとわかれば、まずは水道を止めてこれ以上影響が出ないようにします。方法としては水道メーターの横にある止水栓を閉めることで、水道を止めることができます。
 

修理費用と保険の適応について


次は原因となった箇所を修理しなければなりません。器具の緩みなどであれば、しっかりと締め直すことで修理することができますので、修理道具が揃っていてDIYの経験者であれば自分で解決できるかもしれません。しかし、部品交換となると業者でない限り、自宅に部品のストックは置いていないのではないでしょうか。部品の規格も様々ですので、間違えて購入すると余計な出費でしかありません。一番手っ取り早いのが業者に依頼する事です。
でも費用が高そう・・・と思った方、もしかしたら保険が適用できるかもしれません。
例えば賃貸マンションやアパートを契約した際に、火災保険に強制的に加入することが多いと思います。実は火災保険には水漏れトラブルを補償するプランもありますので、実質無料で修理することが可能な場合もあります。火災保険以外にも、築10年未満の建物には、住宅瑕疵担保責任保険という制度もあります。補償内容は保険会社やプランにより異なりますので、まずはご自身が加入されている保険やお住まいの地域の自治体の制度を確認しておきましょう。

 
 

水道料金の支払いについて

水漏れが原因で料金が増えた場合、支払わなきゃいけないの?


水漏れの症状によっては水道料金が普段の2倍以上になることもありますが、原則として水漏れ箇所が宅地内であった場合は、利用した水道料金として支払わなければなりません。それでも、ある条件が揃えば減額することができる場合があります。

①水漏れの原因が給水管や水道設備の故障や損傷によるもの。
②水漏れ箇所が修理してあること。
③減額の申請が水漏れした月から2ヶ月以内が対象。

こちらがおおよその条件になります。条件は自治体によっても異なる場合がありますので、事前に水道局に相談しておくと安心です。
また、以下の条件に一つでも当てはまると減額が適応されません。

・不注意(蛇口の開けたまま放置していたなど)による水漏れ。
・水漏れを知りながら修理を怠っていた。
・交換や修理の工事によって壊れて水が漏れた場合。
・水漏れした月と水漏れする前の月の水量に変化が見られない場合。
・水漏れ料金が基本料金内だった場合。
・水漏れの可能性が高い老朽管で、水道局から指示を受けていたのにもかかわらず、交換工事を行わなかったために水漏れした場合。

これらの条件に当てはまると適用されない場合がありますので注意しましょう。
 

最後に


もし水漏れが起きたときに大切なことは落ち着いて行動することです。焦らないためには「準備」をしておく事で、突然のトラブルでも落ち着いて行動することができます。「準備」というのは事前に知っておく、ということです。水漏れが発生してしまったら、まずは止水栓を止める。これでこれ以上の被害は抑えられるので心に余裕ができ落ち着つくことができます。次に修理をしなければなりませんが、費用を浮かせるために自分で直し方を調べなくても、加入している保険が適用できると分かっていれば、水漏れ修理のプロである業者へとすぐに修理を依頼できます。そして水漏れに気づくのが遅かったため、水道料金は高くなってしまうけれども、水道料金の減額の条件に当てはまるので、必要以上に払わなくても大丈夫、被害と費用を最小限に抑えることができます。

この情報がみなさんの「準備」に役立つことができれば幸いです。弊社ではお見積書・領収書を必ずお渡ししておりますので資料となる書類が必要な際はぜひご利用ください。

全国の幅広いエリアで水のトラブル出張業者が全国の幅広いエリアで水のお困りごとやご相談を承っております。現地でのお見積り・ご相談は一切無料(点検作業を伴う見積もりは有料)です。緊急のトラブルでも専用の受付窓口で対応しております。ご予約の際はご都合の良いお時間をお知らせください。休日・祝日問わず受付中です。出張業者を初めてご利用になられる、という場合でも心配ありません。コールセンターのオペレーターが優しく丁寧にご要望をお聞きいたします。いつ、どの場所で、どのようなご依頼をされたいのか、しっかりと確認いたします。安心して信頼できる業者に任せたい、いますぐ何とかしたい、料金の見積もりを取りたいなどお問い合わせはいつでもお気軽にお電話ください。また、ご地域やご依頼内容と紹介パートナー店の状況によってはご希望に添えない場合もございますのでご了承下さい。

料金相場一覧

トイレ詰まり

サービス内容作業料金相場
専用器具使用(高圧ポンプ/ローポンプ)¥22,000
専用器具 / ハイスパット使用¥22,000
便器脱着作業¥22,000

配管詰まり・洗浄

サービス内容作業料金相場
トーラー機使用(3mまで)¥33,000
トーラー機使用時追加費用(3m超1m当たり)¥3,300
高圧洗浄機使用(3mまで)¥55,000
高圧洗浄機使用時追加費用(3m超1m当たり)¥3,300

トイレの水漏れ

サービス内容作業料金相場
調整作業等・パッキン交換等¥11,000
タンク内部品交換(タンク脱着無し)¥11,000
タンク内部品交換(タンク脱着有り)¥33,000
追加修理作業(上記作業に追加して1ヶ所あたり)現場お見積り

シャワートイレ

サービス内容作業料金相場
シャワートイレ交換(当社にて購入)¥16,500
シャワートイレ交換(当社以外/お客様にて購入)¥16,500
洋便器・タンク交換各¥22,000
取り外し品処分費別途見積り

配管詰まり・洗浄

サービス内容作業料金相場
トーラー機使用(3mまで)¥33,000
トーラー機使用時追加費用(3m超1m当たり)¥3,300
高圧洗浄機使用(3mまで)¥55,000
高圧洗浄機使用時追加費用(3m超1m当たり)¥3,300

水漏修理・蛇口交換

サービス内容作業料金相場
調整作業等¥8,800
パッキン・スピンドル・スパウト等部品交換¥11,000
単水栓(壁付 / デッキ式)交換¥13,200
分岐水栓取付(食洗機・浄水器等)別途見積り
混合水栓(壁付 / デッキ式 / ワンホール)¥16,500

台所・浴室・その他

サービス内容作業料金相場
シャワーホース交換¥11,000
排水栓交換 / 排水ホース交換¥22,000
洗面トラップ交換¥22,000
フレキ管交換¥11,000
漏水調査現場お見積り
洗面化粧台交換工事 / 化粧鏡交換現場お見積り

上記料金は標準価格(税込)であり、トラブル状況によって作業内容が異なる場合があるため、最終価格は作業前のお見積り価格となります。
※作業料金相場合計=作業料金+材料費+(追加作業費)+(時間外料金)

※時間外料金
夜間早朝作業(20:00~7:59までの受付) 8,800円(税込)※紹介パートナー店により金額は変動

※掲載価格はいずれも税込金額となっております。

トイレつまり・水漏れなどの緊急性の高い水のトラブルに緊急出勤し、あなたの町の水のトラブルを解決します。
その他、キッチン・お風呂・洗面所などの水漏れ修理や水道修理、トイレの取付・交換など、幅広いサービスを行いますので、水のトラブルでお困りの際は、水の生活救急車にご相談ください。

企業情報

会社名株式会社 生活救急車
代表取締役大垣内 剛
所在地名古屋市中区栄1丁目14-15
事業内容生活緊急サービス事業